インターラーケン・オストからルツェルンを結ぶ、国鉄ブリューニック線で15分ほどのブリエンツ。
1時間に1本しか走らないまばらな列車が着く度に、小さなブリエンツ駅にはたくさんの観光客が降り立ちます。
ここで途中下車し、再度ルツェルンに向かうには、ハイシーズンだと、席の獲得が難しい事も。
一旦インターラーケンに戻って折り返すのも得策かもしれませんね。

列車だけでなく、ブリエンツ駅至近の船着き場から出港するブリエンツ湖の湖船は、左岸に右岸にとあちこちの桟橋に立ち寄りながらゆっくりと時間をかけて、インターラーケン・オストまでを結ぶ、もう一つの路線です。
神秘的な緑色の水面を眺めながらの船旅も、またすばらしいものです。


国鉄ブリエンツ駅の、道1本挟んだ向かいの駅からは、ロートホルンに登る登山鉄道が出ています。
山の急傾斜に適応するために設計された、妙に前のめりな形の小さな蒸気機関車が、赤い客車を後押ししながら、その小さな車体からは想像するには意外なほどの力強いドラフト音を響かせて登って行きます。
巡り合わせによってはディーゼル機関車に出会う事もありますが、やはり売りはSL。中には1998年製の機関車もあるようで、「今でも、イベント用などではなく交通機関用に蒸気機関車が製造されることがあるなんて」と驚いてしまいました。

ブリエンツ駅前からポストバスで10分のバーレンベルグミュージアムは、スイス各地から丁寧に解体して移築された歴史ある民家を展示してある野外博物館で、過去のみならず、現在のスイスの農家の人々の生活にまでも触れられる所です。
チーズ作りからストローハットの職人さんの実演、炭火焼きのパンの販売まで、なんでもあり。
レストランも何件もあるのですが、ここは香り高いソーセージを買い込み、アーミーナイフで切り裂いた炭火焼きのパンに挟んで、ピクルスを相手に、手近なベンチでお昼にするのが最高です。

 


 HauptBahnhof:中央駅へ

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